Satin Doll Live Report
深川隆成の物語ライブの集大成となる「歌と踊りで紡ぐ物語」が2016年11月19日（土）六本木サテンドールで盛大に行われた！
ダンサー３人を迎えて日本語歌詞で歌うジャズに踊りを融合させるという試みに挑戦！
ジャズ演奏とダンス・パフォーマンスにより、一つの「男と女の物語」を作り上げた！
このライブでは2017年12月のカーネギーホール（ザンケイホール）での深川隆成単独公演に向けたプロモーションビデオの撮影も同時に行われた！
後日完成したビデオは「Video/Music」で公開しています！
※本写真および「On Stage」の写真は写真家のMacoto Fukuda氏によって撮影されました。
（ただし、一部スマホで撮影されたものを含む）
Preparation stage
＜本番前の様子１＞
深川隆成が何やら指示しているのでしょうか！？
リズムセクションだけ黙々と音出ししてますね！
＜本番前の様子２＞
バンドリーダーの星野由美子（Pf）は譜面の確認をしている！
＜本番前の様子３＞
カウンター席からステージを見たところ！
音出し、打ち合わせ等メンバー各々がウォーミングアップをしている。
＜本番前の様子４＞
演奏者はリハーサルを終えてパスタで腹ごしらえ！
ダンサー陣はストイックに本番前は食事を抜いている！
＜出演者への賄い＞
ツナのパスタとサラダでした！
On Stage - 1st
＜1st Stage - Opening＞
オープニング曲は星野由美子クインテットとしてインスト曲が演奏された！
星野由美子（Pf）
篠宏昌（Ba）
秋田聡（Dr）
大川修広（T.Sax）
ショータロー・ジャクソン（Gt）
＜1st Stage - 1＞
「Blue Bossa」
物語の１曲目で人生の儚さを提示！
＜1st Stage - 1＞
「Blue Bossa」
深川隆成とともに光平（ヒチリコ）が加わり、「男と女の物語」が始まった！
深川隆成は歌とMCでストーリーとともに自身の体験・エピソードなどを付け加えて話を進めていく！
この曲で演奏陣は全員がソロ演奏を行った！
＜1st Stage - 2＞
「Moanin'」
Megmeenのダンスが加わり、ひとりの借金まみれの落ちぶれた男がいることを提示！
深川隆成が器楽曲に歌詞をつけた定番曲でこのライブでは大川修広（T.sax）と星野由美子（Pf）のソロを入れた。
＜1st Stage - 3＞
「朝日のあたる家」
（The House Of The Rising Sun）
kaoruのダンスが加わり、博打の借金のため親父に娼婦の館に売られてしまった悲しい女がいることを提示！
＜1st Stage - 3＞
「朝日のあたる家」
（The House Of The Rising Sun）
演奏では星野由美子のピアノソロとショータロー・ジャクソンの泣きのギターソロで女の悲しさを見事に表現した！
＜1st Stage - 4＞
「星に願いを」
（When You Wish Upon a Star）
Rusieのダンスが加わり、きっと幸せになれると信じて星に願いをかける女を演じた！
光る球を回して星を表現するアイデアも見事だが、一瞬空を飛んでいる妖精のようも見えたダンスが夢みる女をイメージさせてくれた。
そのときの写真はRusieの紹介欄をご覧ください。
＜1st Stage - 4＞
「星に願いを」
（When You Wish Upon a Star）
この曲には光平の柔らかい音色のヒチリコソロが入った！
＜1st Stage - Interlude＞
物語の幕間として星野由美子クインテットで２曲演奏された！
深川隆成に星野由美子が参加するときはいつも物語の合間にこうした演奏が挟まれる。
＜1st Stage - Interlude＞
星野由美子はヴォーカリストでありピアニストでもあるため、深川隆成のライブではピアノ弾き語りで素晴らしい歌声を披露してくれる。
＜1st Stage - 5＞
「Left Alone」
ゆったりしたバラードで深川隆成が運命の人に出会いたいと願う孤独な男を切々と歌い上げた！
この曲では大川修広のテナーサックスソロも入った。
＜1st Stage - 6＞
「Take Five」
再びRusieが登場！
男と女が出会いお互い惹かれ合うがなかなか話すきっかけがない！
男は思い切って女に話しかける。
「５分でだけでいい。君と話したいんだ。」
そんな男と女の出会いを深川隆成とRusieが演じ、歌い踊り見つめ合う！
＜1st Stage - 6＞
「Take Five」
光平のヒチリコソロと星野由美子のピアノソロが入り、Rusieはステッキを頭に載せるというユニークなパフォーマンスを見せた！
＜1st Stage - 7＞
「Fly Me To The Moon」
kaoruが再び登場！
出会った男と女が心を通わせ、二人の思いは月に飛んで行って星々の煌めきの中で歌い踊りキッスしたいぐらいに高まっている！
深川隆成とkaoruは見つめ合い、求め合い、永久の愛を誓う二人を演じた！
演奏はゆったりした３拍子で始まるが２コーラス目からテンポを速めて４拍子に変わることでより二人のウキウキ感が表現された！
＜1st Stage - Ending＞
1st Stage最後にメンバー紹介が行われ、ダンサー陣も一堂に会した！
On Stage - 2nd
＜2nd Stage - 1＞
「You'd Be So Nice To Come Home To」
この曲ではMegmeenが登場！
愛を誓い合った二人は一緒に住み始め幸せな時を過ごしていた！
男が帰る道は愛する女が待っている家。
それは二人のパラダイスだ！
＜2nd Stage - 2＞
「Cantaloupe Island」
この曲にはRusieが登場！
二人は毎日幸せな日々を送っていたが、男は一攫千金を追い求める夢を持ってしまった！
やがて男はその夢を諦められず、女と別れて遠くの島へ旅立つつもりだ！
この曲では演奏陣全員がソロをとった。
＜2nd Stage - 3＞
「All Of Me」
この曲ではMegmeenが登場！
女を残して遠い島へ行こうとする男に「あなた無しでは生きていけない」とすがる女。
だがついに男は女をおいて旅立ってしまった！
＜2nd Stage - 3＞
「All Of Me」
Megmeenは女の色気を存分に発揮し、すがる女を演じた！
演奏は星野由美子のピアノソロが入った。
＜2nd Stage - Interlude＞
星野由美子クインテットで幕間２曲を演奏！
＜2nd Stage - 4＞
「Georgia On My Mind」
夢を追いかけて遠い島に一人渡った男だったが、やはり永久の愛を誓い合った女のことは忘れられず、女のことを思い続ける。
＜2nd Stage - 5＞
「Spain」
冒頭にロドリーゴ作曲のアランフェス協奏曲（ギター協奏曲）のメロディーを引用するのが一般的で、深川隆成はピアノ伴奏だけでゆったりと歌い上げた！
この曲は深川隆成と光平が最も好きな定番曲である！
演奏陣は光平、ショータロー・ジャクソン、大川修広、星野由美子がソロをとった！
＜2nd Stage - 5＞
「Spain」
早いテンポに変わり活気あるメロディーとkaoruの衣装がスペインを印象付ける！
祭りのように熱く盛り上がり愛し合った思い出の地スペインで再会した二人！
フラメンコのカスタネットを叩く仕草で動き回るのが深川隆成の真骨頂！
＜2nd Stage - 6＞
「なんて素敵な世界」
（What a Wonderful World）
再び愛し合い一緒なった二人。子供も生まれ女は母となり幸せな家庭を作ることができた。
この自然のなかで二人ともに思った。
「なんて素敵な世界なんだろう！」
この曲では光平がソロをとったが、一本のヒチリコで2つの音色を出した！
最初はサックスのグロートーン奏法を使ってしゃがれた音色、次に綺麗なソフトな音色で演奏した。
＜2nd Stage - 7＞
「Danny Boy」
子供も成長し故郷を離れていき、いつしか母一人になってしまった。母は子供が戻るのを待ち続けるが、子供の顔を再び見ることなく死んだ。
母は今もお墓の中で子供の帰りを待ち続けている。
＜2nd Stage - 7＞
「Danny Boy」
ダンサー陣が勢揃いし、キャンドルを灯して寂しい母の思いを表現した！
この場面で感動し涙を流したというお客様もいらっしゃったとのこと。
＜2nd Stage - Encore＞
歌と踊りで紡いだ物語は終わった！
アンコールの声が上がり、それに応える深川隆成！
＜2nd Stage - Encore＞
「Moon River」
ダンサー陣も舞台に勢揃いしアンコール曲「ムーンリバー」が演奏された！
この曲は過去現在未来をつなぐ歌。
＜2nd Stage - Ending＞
最後にエンディング曲「C Jam Blues」を演奏しながら深川隆成により出演者全員がコールされてライブの幕は閉じた！
Side Stage
＜ビュッフェタイム１＞
深川隆成のヴォーカル仲間の北川アキさんとショータロー・ジャクソンのバンド仲間で音楽プロデューサーのシュー・クニヒロさんも駆けつけてくれました！
＜ビュッフェタイム２＞
シュー・クニヒロさんとショータロー・ジャクソンのツー・ショット！
後ろではチャーリー河村氏がプロモーションビデオ撮影のセッティング中！
＜ビュッフェタイム３＞
シュー・クニヒロさんと星野由美子のツー・ショット！
さすがはオシャレな二人ですね！
＜カウンター席から＞
ほぼ中央からの眺め。カウンターの角にプロモーションビデオ撮影のメインカメラが設置されている。
＜撮影解禁＞
このライブではプロモーションビデオの撮影が進行していたが、通常は認めていないお客様による撮影も特別に許可されたためスマホで撮影している場面も見受けられた！
＜ビュッフェ料理１＞
＜ビュッフェ料理２＞
＜ビュッフェ料理３＞
Off Stage
＜ステージ終了後全員の記念写真＞
＜ダンサー陣の記念写真＞
左からkaoru、Rusie、Megmeen
＜ライブ入替準備中＞
夜のステージの準備がすぐに始まるので大急ぎで後片付けをしなければならなかった。
ステージ前でお店のスタッフが準備を始め次の出演者も来ていた。
そんな中、光平が普段着に着替えたところをスクープ！
＜打ち上げ１＞
近くのお店に入り乾杯！
反省会的な会話もあり、今後の企画会議的な会話もあり、音楽談義ありでワイワイ楽しく飲みました！
＜打ち上げ２＞
黙々と食べる３人。この写真誰が撮ったのかな？